概要
GitlabではSSLの設定を一切やらずにリバースプロキシに任せてGitlabとPages,Runnerを動かす。
GitlabでSSLの設定をすると証明書が二重に必要になったりして、めんどい。
GitlabでSSLの設定をすると証明書が二重に必要になったりして、めんどい。
Gitlab, Gitlab Pages
Gitlab runnerだけ別のdocker-composeファイルで管理する。
まず、GitlabとGitlab Pages用の
docker-compose.yml
がこちら。*.example.com
を適宜書き換えること。これで
そして適宜ポートに適したリバールプロキシを設定する。
docker-compose up -d
をする。結構遅い。自分の非力なサーバーマシンでは3,4分かかった。そして適宜ポートに適したリバールプロキシを設定する。
ポイント解説
external_url
: Gitlab本体のURL。{pages_, registry_}nginx['listen_https']
: これがfalseになっていないとSSL証明書を設定しないといけなくなる。registry_external_url
: Gitlab RegistryのURLpages_external_url
: Gitlab pagesのURL。ユーザー/グループ名.pages_external_url/プロジェクト名
のようなURLになる。
Gitlab Pagesの別ドメイン
Gitlab PagesのURLは
そのような時は
user.page.example.com/repo
のようになるわけだが、例えばrepo.example.com
のようなドメインを割り振りたい時がある。そのような時は
GITLAB_OMNIBUS_CONFIG
にこのような感じのものを追加する。このIPとポートはバインドできるためならなんでもよい(カスタムドメインを有効化するためだけの設定で実際にこの値は使わない)。
次に、今回はプライベートなサーバーで面倒くさいのでドメインの検証を
管理エリア -> 設定 -> 基本設定 -> Pages -> ユーザーにカスタムドメインの所有を証明することを要求する
をオフにする。この設定を終えるとリポジトリのページでドメインが追加できるようになっているため追加する。
するとDNSの設定でALIASレコードを追加しろと出るが、この方法だとGitlabに証明書を追加したりしないといけないため、今回はDNSではなくリバースプロキシを使う。
するとDNSの設定でALIASレコードを追加しろと出るが、この方法だとGitlabに証明書を追加したりしないといけないため、今回はDNSではなくリバースプロキシを使う。
今回の自分の設定では
http://127.0.0.1:5056
をrepo.example.com
に転送する設定を作れば無事そのドメインでアクセスできるようになっているはずだ。CI Runner
これで
docker-compose up -d
するとrunnerが起動する。次に、これをGitlabに登録する。まず https://git.example.com/admin/runners/new を開いてtagsを適当に設定して、ランナーを作成する。するとトークンが表示されるのでこれをコピーしておく。次にrunnerのコンテナ内で
を実行し、gitlabのURLと先ほどのトークンを入力する。エラーが出なければこれで成功。
参考にしたもの
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ランナーの登録 | GitLab
GitLab product documentation.gitlab-docs.creationline.com
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GitLab Runnerをコンテナで実行します。 | GitLab
GitLab product documentation.gitlab-docs.creationline.com
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Advanced configuration | GitLab
GitLab product documentation.docs.gitlab.com
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高度な設定 | GitLab
GitLab product documentation.gitlab-docs.creationline.com